木の性質を優先します。
      庭を作るうえで、デザインやバランスは非常に大切ですが
      植木屋なら美しい配置が出来て当然です。

      調和のとれた庭は木が作るもの。木の性状を正しく理解しなければ庭は崩れます。
      自然の中にある それぞれの植物が好む環境を庭の中に仕立てる事を大切にします。

      草設計事務所は
健康で丈夫に育つ庭」 をつくります。
      草設計事務所は 「雑草と共生できる庭」 を目指します。
  庭仕事に追いかけられるのは幸せですか
      砂紋を引いた枯山水、ダイナミックな大刈込み、芝目が読める程に刈り込んだ芝。
      整然とした綺麗な庭は素敵です。はい、見ているだけならば。
      でも、そんな庭を維持するにはどれ程の手間と根気・精神力が必要かお判りですか?
      家にそんな素敵な庭を作ろうと考えている方

      もう一度考えてみてください
。 
  樹、土、石、木 など自然の素材を適切に使いたいと思っています。
      昔の庭の作り方を超えないよう、試行錯誤しています。
      モルタルやブロック、ウレタン、プラスチックなどは庭に不要な素材と考えます。
      自然素材も派手な使い方をしないのでデザインは垢抜けないかもしれません。
      お洒落〜な雰囲気はありません。
      すみません。かんべんして下さい。
  できるだけコンクリートをを使わないで。
      発注して頂くご家族の年齢は変化し、スロープの通路が必要になる事もあります。
      泥だらけ砂だらけで遊んだ砂場も不要になってしまうでしょう。
      コンクリートで固めた素材は再利用が難しいです。

      石敷きの場合は特別な支障が無い限り 基礎は昔ながらの突きぎめです。
      (石の下を棒で何度も何度も突き、下地を固めて固定する方法です。)
      これなら敷石材料は何度でも再使用できます。(作り替えが簡単!)

      地面も呼吸しています。自然の調温、調湿、吸水機能は最高のものです。

      コンクリートで庭を窒息させるのは蒙昧な手段と考えます。




































  枕木も できれば使いたくありません。
      枕木の裏側見たことありますか?
      どんなに防腐剤処理していても5年程で崩れはじめます。
      そうなると枕木の下は蟻、げじげじ、ダンゴ虫等々の素敵な棲家になってしまいます。

      枕木は産業廃棄物なのに。材料が高いばかりか 処分費もばかになりません。
       ※枕木(鉄道で使用された本物)は正規流通不可能になりました。

       
  綺麗なブリックレンガや外国産の砂岩系石材は使いません。
      水を吸うタイプの素材は吸収した水分が凍ると、割れ、爆ぜで表面がボロボロになります。
      カタログ落ちした素材は入手出来ず補修も不可能になります。

      どうしてもという場合は 浸透性の撥水剤がありますがとても高価です。
こんなふうに考えています

やさしい庭づくり草設計事務所   
    info@sosekkei.com
もう少し 良いですか?
  下草、花などは出来るだけ ご自身で植えてください。
      主要な樹木、土改良や面倒な工事などはお任せください。

      ご自分で出来るであろう項目は計画に組み込みません。
      ポットで植えられるような植物は園芸店でお求めいただき、ご自身で楽しんでください。
      工事費用が抑えられ、庭に対する愛着も増すと思います。
      入手の難しいものは苗の手配のみ もできます。

      それでも やっぱり植えて。には柔軟に対応いたします。

  雑草との戦いは不毛です。
      都心の小さな庭なら雑草の無いキレイな状況を保てるかもしれません。
      周囲を見回してみてください、田の畔、川端、敷地境界、どこも雑草の楽園です。
      必死で庭の草抜きを頑張っても、すぐに周りの楽園から種子が飛んで来ます。
      雑草を敵視し戦うよりも、その花を見つけてあげる度量を持ちましょう。
      ナズナは御浸しに、春一番のタンポポはサラダにというのはどうですか
      雑草が気にならない、穏やかな庭を作ってみませんか。



       作庭例には ありのままの写真を使うようにしています。
      出来たての綺麗な写真は不自然です。
      草が生え、葉が落ちて、使われている「庭」をご覧ください。